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お水のおはなし~水について~みんなで水について知識をつけよう

水は、人体の最も大きい構成成分であり、人体の約70%が水分です。 体からは毎日、息や尿、あせなどで水分が出ていってしまうので失われた水分を毎日補わなければなりません。
体から1日に出ていく水分量は約2.6リットル。食べ物から1日約700ミリリットル(=約0.7リットル)、体の中で食べたものをエネルギーに変えるときにできる水として約300ミリリットル(=約0.3リットル)の水分が取れるので、残りの約1.5リットルは飲み物を飲んで補うことになります。
体から出る水(約2.5リットル)- {食べ物の水分(約0.7リットル)+代謝水(約0.3リットル)}= 飲まなければならない水(約1.5リットル)

※健康な体でいるためには、いつ、どのくらいの量の水を飲むとよいのでしょうか。つまり生命を維持するために飲料水、食事等のかたちで取り入れる水の量は、一日一人約2.6Lで、そのうち1.5Lは飲料水です。また、水は私たちの毎日の生活に大きく役立っており、炊事、洗濯、入浴等の日常生活には無くてはならないものです。

人間の体はほとんどが水でできています。なんと、生まれたばかりの赤ちゃんだと体重の約75%、子供で約70%、男女や年齢の違いはありますが、大人の男子の場合、約60%が水なのです。例えば、体重が20kgの子だと、約14kgが水ということになります。

赤ちゃん  体重3,000gだと → そのうち約2,250gが水

こども   体重20kgだと → そのうち約14kgが水

大人の男の人  体重80kgだと → そのうち約48kgが水

水を取らないと人間はどうなるか?

そんなにたくさんの水分が、体の中のどこにあるのでしょうか? 人間の体は、細胞という小さなものがたくさん集まってできています。体内の水分のうち、約3分の2は、この細胞の中にあります。残りの3分の1は、細胞と細胞の間にある細胞間液という液体と血液にあり、全ての水が命を保つために働いています。 人間は、水と睡眠さえしっかり取っていれば、たとえ食べ物がなかったとしても2週間~3週間は生きていられるといわれています。しかし、水を全く取らなければ、1週間ぐらいで死んでしまいます。

脱水症状を起こすと、どうなるでしょうか?

体から出ていく水とは?

体から出ていく水には、どのようなものがあるでしょうか。

これらを全部合わせると、体から出ていく水は、1日に約2.5リットルにもなります。

尿と便(約1.5リットル)+ 汗(約0.5リットル)+ 呼吸(約0.5リットル)= 約2.5リットル

体に取りこむ水とは?

体から1日に約2.5リットルもの水が出ていきます。そのままにしておくと、体の中の水分が足りなくなってしまいます。水は飲みものから取っているだけではありません。

1日に取りたい水分(約2.5L)- {食べ物の水分(約0.7L)+エネルギー変換水(約0.3L)=約1.5リットル

食べ物にはどのくらい水がふくまれているの?

みそしるやスープには、たくさんの水分がふくまれています。 実は、しるのない食べ物にも、水分はふくまれています。もし水分がゼロだったら、食べ物はパサパサで、まったくおいしくないことでしょう。

水の上手な飲み方?

水を飲むタイミングでよいとされているのは、次のようなときです。

水以外の飲み物にも水は多く使われますし、料理にも「洗う」「ゆでる」「冷やす」など、水は欠かせません。豆腐やそば、御飯などがとても美味しい時、「水が良いから」「水が美味しいから」といったりするのは、水を多く使う食品では、水の味や状態が、食べ物の味に大きく関わるからです。おいしい飲み物や、美味しい料理の為には、どういう水を使うとよいのでしょうか。
料理に使う水も、まずはそのまま飲んでもおいしい水であることが第一です。特に、御飯やそばやうどんなど、水をたっぷりふくませるような食べ物は、おいしい水を使うことが大切です。

人は、昔から、水の特長を生かしながら、水に合った料理方法を考えてきました。軟水は、鰹の出汁をさっと摂ったり、お茶をおいしく出したり、野菜をさっと茹で御浸しにしたりすることが得意な水です。軟水がほとんどである日本では、その特徴を生かして和食をつくってきたのです。 ヨーロッパなどに多い硬水は、肉をコトコト長い時間にてやわらかくするのに向いていて、それは、ヨーロッパのシチューやスープに生かされているのです。

血液も水でできている

血液の働き

血液は、体のすみずみまで栄養と酸素を運び届け、また体中からいらなくなったものを外に出すために運んでくる、という大切な働きをしています。 例えば、体重が60キログラムの人だと、血液の量は約4,6リットル(体重の約13分の1が血液)。そのうち1リットルの出血があると、体の中に栄養と酸素が運ばれなくなり、命が危うくなってしまいます(血液の約3分の1を失うと危険)。 そんな大切な血液の、半分以上が血漿という液体でできています。そして、血漿のほとんどが水でできています。体に必要な栄養や酸素は、この水分にのせて運ばれているのです。

体温を調節する水「汗」

汗の働き

わたしたちのふだんの体温は36度~37度くらいで、暑い夏に気温が5度上がったとしても、体温が同じように上がることはありません。体温がたった2~3度でも上がったら、人間は病気になり、もっと上がると命の危険にさらされます。 体は、体温が上がりすぎないように、調節をしているのです。暑いと、汗をかきますね。汗をかいて濡れたところは、ヒンヤリしますね? 汗をかくことで、体の熱をうばい、上がってしまいそうな体温を下げているのです。

水分を取ることの大切さ

暑いときは、汗をかいて体温を調節しているから、それでよい、という訳にはいきません。汗をかいたということは、体から水分が出ていってしまったということ。体の中の水分が足りなくなると、脱水症状が起こったり、熱中症になってしまったりします。 また、血液の中の水分も減ってしまうので、血液がドロドロになり、血管を詰らせてしまいます。 汗はじっとしていても少しずつかいていますし、息をするだけでも水分は出ていきます。体の働きのためには、体が水不足にならないよう、1日の中でこまめに水分を取ることが大切です。